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第143回:不動産投資についてのまとめ
このコラムで、現物不動産投資を煽るつもりは、さらさらありません。
不動産投資信託の方が、流動性も高いわけだし、専門家が不動産を運用してくれます。
さらに言えば資産運用には、株式投資など他にも色々な投資対象があります。
だから、このコラムを読んだからといって、専門家による不動産の運用以上の成果を出す自信が無い方は、現物不動産への投資は止めた方がいいです。
何も好き好んで、億単位の借金をすることはないんですから。
また、僕が「サラリーマン流不動産投資道場」というサイトで、不動産投資レポートを書き始めた2004年12月頃は、まだまだ地価の下落傾向が続き、物件も取得しやすかったのですが、2005年に入ってから銀行の融資姿勢が変わったこともあって、収益物件については急速に売主が強気に傾いてきました。
ですから「今が買い時だ」等とは言いませんし、第六章「エリアマーケティング」で出てきたように、ファンドバブルが弾ける過程で、拾い場が出てくると思います。
そうは言っても、いつの時代も掘り出し物というものはありますので、現在の状況下でもきちんと取組みをしていれば、チャンスは何度でも訪れる筈ですが……
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