金森重樹の不動産投資コラム 第7章:物件の選び方

第130回:レントロール1「長期入居者と賃料のばらつき」

レントロール(賃貸状況一覧)が、教えてくれることは色々あります。

例えば、契約開始日。

古くから入居している方の賃料が、高いままである一方で、最近契約されたものは、空室を埋めるために安く出しているケースがあります。

極端な場合には、同じ間取りでも2〜3万円の開きがあるケースもあります。

この賃料のばらつきについて、その理由を把握していないと、利回り的には、高い物件であっても、古くからの入居者が高額の賃料を支払っているから、賃料収入が引き上げられているだけで「その入居者が抜けると、一気に利回りが低下する」という場合が、あります。

賃料は一年中同じではありませんので、ある程度のばらつきがあるのは、やむを得ませんが、賃貸借契約の開始日が古いものが、賃料が高いというケースの場合には、現在の賃料相場に引き直して、収益力を判断する必要があります。

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