金森重樹の不動産投資コラム 第7章:物件の選び方

第135回:レントロール6「一階に店舗・事務所が入っている場合」

一階に店舗・事務所が入っている場合には、利回りが高いからと浮かれていては危険です。

物件によっては、賃料全体に占める店舗・事務所部分の賃料の割合が60%を超えるものもありますが、そのような物件の場合には、店舗・事務所が抜けると大打撃となり、途端に資金ショートする可能性があります。

特に、住居の場合には、なかなか入居者が決まらない場合でも、賃料を下げればどんな場所であろうが、大抵は入居者は決まるものですが、店舗の場合は、立地によって商売が大きく左右されますので、いくら賃料を下げたところで、立地が悪ければ、半年でも1年でもテナントが決まらないことが、充分に考えられます。

ですから、店舗・事務所の賃料に占める割合が大きい場合には「坪当たりの賃料は適正か?」「 仮に店舗・事務所が退去した場合に、新しいテナントが見つかる立地か?」仮に見つからない場合に、「コンバージョンして、住居にした場合に、賃料に与える影響はどれくらいか?」について、把握して対処する必要があります。

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