金森重樹の不動産投資コラム 第6章:エリアマーケティング

第107回:日本は確実に沈んでいく2「出生率の推移水準別の人口推計」

国立社会保障・人口問題研究所は、日本の将来人口について3シナリオを描いています。

出生率の推移の水準を高いもの、中くらいのもの、低いものとして描いたシナリオがそれぞれ「高位推計」「中位推計」「低位推計」と呼ばれるものです。

【低位推計によるピークは2004年】
このうち、出生率が想定される最も低い水準で推移しているとした場合である「低位推計」によれば、2004年に127,483千人で天井をつけたあと、2030年には113,297千人に減少します。
「低位推計」によれば、既に人口は減少を始めているわけです。

【中位推計によるピークは2006年】
「中位推計」でも、「低位推計」に僅かに2年遅れるだけの2006年に、127,741千人で天井をつけた後、2030年には125,080千人に減少します。

【高位推計によるピークは2009年】
仮に、想定される最も高い出生率の「高位推計」で推移した場合であっても、2009年に128,151千人で天井をつけたあと、2030年には121,262千人に減少します。

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