金森重樹の不動産投資コラム 第6章:エリアマーケティング

第106回:日本は確実に沈んでいく1「人口と空室率」

「2005年は、出生率が想定される最も低い水準で推移している」とした場合(これを低位推計といいます)、人口が減少し始める始まりの年になります。

日本の人口は、まさにこれからどんどん減少を始めるのです。

当然ながら、このことは賃貸物件の空室率と密接な関係があります。

そこで、この日本の人口について、少し見ていきたいと思います。

不動産投資をするに当たっては、確かに投資の収益率などを計算することは大切ですが、仮に満室時の高い想定利回りが計算上出ても、将来的に賃料が下落したり、空室がでたりするエリアであれば、計算の前提が崩れてしまう場合があります。

物件固有の設備などは後から手を入れることによって、変える事が可能ですが、物件は動かすことができない環境の中に置かれているわけですから、物件が置かれたエリア全体の中で、その物件を位置付けていく視点が大切だと思います。

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