金森重樹の不動産投資コラム 第5章:RCはアクセル、木造はブレーキ

第87回:キャップレート(総合還元利回り)3「投資判断」

不動産投資にあたって、デフォルトを起こさないように考えていくには、LTVDSCRを中心にして、投資判断をしていく必要がありますね。

あとは、各人の自己資金とリスク選好の度合いによります。

以上の投資手法に従って、投資していく以上は、利回りの相場などというものは関係なくなってきます。

投資するかどうかは、相場で決めるものではなく、指標に合えば投資しますし、適正な指標を超える水準まで、相場が上がってくれば投資を止めるだけです。

ここ数年の内では、相場の調整局面で、東京においても投資可能なタイミングが来ると思います。

その時には、東京での投資に出動していけばいいと思いますが、第六章「エリアマーケティング」でも述べるように、今の東京は投資指標から言えば、加熱気味なのではないかと思います。

これまでに仕込んでいた方にとっては、絶好の売り場を提供してくれるでしょうし、買い一辺倒ではなく売りも視野に入れる必要がありますね。休むもまた相場です。

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