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第26回:区分所有は担保になりません1「レバレッジ」
ある収益還元法の融資をとっているメガバンクは、総戸数4戸以下の物件には、収益還元法による融資はしません。
収益還元法が使えず、積算法による融資のため、投資金額が少額であるにもかかわらず意外に多くの自己資金が必要とされます。
また、区分所有は共同担保にする場合、担保評価が低く、これを共同担保に入れてレバレッジを効かせながら次々に不動産を増やしていくという戦略がとれません。
そのため、区分所有の物件を複数取得して、戸数を増やしていこうとする場合には、多額の現金が必要になってきます。これでは、不動産の一番のメリットであるレバレッジの力が働きません。
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