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第146回:ジニ係数1「所得の不平等の程度」
厚生労働省の平成14年「所得再分配調査報告書」という報告書があります。
この中で、ジニ係数というのが出てきますが、これはローレンツ曲線(所得を低い順から並べて人数の累積率を横軸に、所得額の累積比率を縦軸にとって描く曲線)を描くことで求められる、社会の富の偏在性についての係数です。
ローレンツ曲線については、下記のURLを参照下さい。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa02/sankou.html
ありていに言えば、ジニ係数とは「世の中の所得の不平等の程度」を示す係数です。
マスコミは、大衆層であるサラリーマンに迎合する報道しかしませんので、このような情報は大々的に報道することはありませんが、ここ数年の日本のジニ係数は下記の通りです。
【平成2年】0.4334
【平成5年】0.4394
【平成8年】0.4412
【平成11年】0.4720
【平成14年】0.4983
このように客観的なデータからも「貧富の差がどんどん拡大していっていること」が読み取れます。
世の中は、このような流れになっているのです。
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