金森重樹の不動産投資コラム 第6章:エリアマーケティング

第111回:日本は確実に沈んでいく6「主要都市の将来推計人口」

全国の主要都市を同じく2000年を100とした場合で見てみますと、意外な結果が出てきます。

2000年を100とした場合の2030年の人口(主要都市)

札幌市102.6
仙台市110.4
千葉市104.3
東京23区97.3
さいたま市118.6
横浜市104.8
名古屋市88.3
大阪市83.6
福岡市114.5

まず、北海道全体では、人口は大幅な減少を見せますが、札幌は人口が増加しています。

東京都全体では、人口は増加しているのですが、東京23区では減少しており、増加部分は必ずしも23区ではないことが分かってきます。

愛知も県全体では、97.0とあまり人口が減少しないのですが、こと名古屋については、88.3と大幅な減少が見込まれています。

大阪は、府全体でも大阪市でもいずれも人口が減少しています。

つまり、県と特定の都市では、必ずしも人口の動きが一致していないわけです。

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