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第23回:区分投資をすれば節税できる?
区分投資では、所得税・住民税の節税はできません。
正確にいうと、初年度だけは取得に関する経費がかかりますので、不動産所得は赤字になり所得税・住民税の節税にはなりますが、2年目以降は、区分投資は黒字になるわけで、これが赤字であるとすれば、空室が続いて儲かっていない(または、利回りが極端に低い)ということですよね。
そんな状態であれば、仮に節税にはなっても、元利金返済その他のキャッシュは自分の給料から持ち出しということになります。
不動産投資が成功したら、節税はできません。
節税ができたとしたら、その不動産投資は失敗に終わっているのです。
いずれにしても、投資と節税は両立しません。
高収益が見込めることと、所得税・住民税の節税は、本質的に矛盾しているのです。
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