金森重樹の不動産投資コラム 第7章:物件の選び方

第139回:買付証明はどう取り扱われるか2「不動産業者とのコミュニケーション」

業者の人間は、例えば「○○の物件について資料送付よろしく」といったメールをよこす人間には、まず物件は出しません。

また「自分は3,000万円持ってるんだけど…」とか「自分は年収3,000万円なんだけど…」とか、言ってくる方がいますが、自己資金3,000万円程度のお客さんは、どこの業者にも何千人もいますし、年収3,000万円超える方は、通販大家さんにも数え切れないくらい来ます。

そのようなことは、決して強みにならないということを、理解しておく必要があります。そんなことよりも大切なのは、良好なコミュニケーションです。

逆に、良好なコミュニケーションがある方には、一般に情報を流す前に個別に連絡することもあります。

よく考えていただきたいのですが、業者はいつも川上にいるわけですので、その気になればいつでも自分で物件を購入することができます。

それでも、自分で物件を買ってばかりでは商売にならないので、物件を流通させているわけです。寿司屋がいくら寿司が好きでも、毎日自分で食ってばかりいては商売にならないのと同じです。

ですから「買ってやっている」という態度の人間は、まず良い物件を渡してもらえることはありません。

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