金森重樹の不動産投資コラム 第7章:物件の選び方

第120回:管理の悪い物件を買おう3「管理会社の変更」

でも、よく考えてみてください。

仮に、管理が悪い物件があったとして、もしかしたら管理が悪くなったのは、それほど昔のことではないかもしれません。

売主がデフォルトを起こして、競売に掛けられそうになったのは、ここ1年ほどの間かもしれませんよね。

確かに、区分所有に投資をするのでしたら、管理状態のいい物件を選ばないと大変な目にあうでしょう。

区分所有は、どんなに管理が悪くたって、そこから逃げ出すことはできませんから。

でも、一棟もの(一棟売り)マンションでしたら、管理会社を自分の一存で変更することは可能ですよね?それが、区分所有への投資と一棟もの投資との根本的な違いですよね?

だったら、適切なプロパティマネジメントによって、悪いものを元のあるべき姿に戻すだけで、収益力のアップと物件価格自体のアップを図れますよね。

例えば、定期清掃、その他については、シルバー人材センターなどに依頼すれば、1時間あたり900円程度でやってくれます。

これにより、自分の意思決定によって、マンション管理業者が中抜きする場合のコストの数分の一に抑えることが可能です。

これが、僕が区分投資など絶対にやってはいけないと主張している理由であり、また一棟もの投資の最大のメリットなのです。

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