金森重樹の不動産投資コラム 第5章:RCはアクセル、木造はブレーキ

第80回:ヒールアンドトウ1「RCで資産規模を急拡大」

さて、自己資金の豊富な方が、個人から木造物件を購入して、その土地建物割合については、建物の割合を思いっきり引き上げれば、僅か4年で木造を償却することができるわけです。

つまり、RC(鉄筋コンクリート)は法定耐用年数が長く、融資を長期で組めるために、少ない自己資金で物件をどんどん買っていけます。

ですから、RCは資産規模を急拡大するのには、都合のいいアクセルです。

ところが、アクセルべた踏みで加速して不動産を購入しつづけると、RCの償却期間は47年と長いため、1年あたりの減価償却の金額が少なく、資産規模は拡大できたとしても、家賃収入については、その殆どが元利金の返済と所得税、住民税の支払いに消えてしまうため、手元のキャッシュはあまり厚くなりません。

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