金森重樹の不動産投資コラム 第3章:不動産投資のノウハウ

第23回:区分投資をすれば節税できる?

区分投資では、所得税・住民税の節税はできません。

正確にいうと、初年度だけは取得に関する経費がかかりますので、不動産所得は赤字になり所得税・住民税の節税にはなりますが、2年目以降は、区分投資は黒字になるわけで、これが赤字であるとすれば、空室が続いて儲かっていない(または、利回りが極端に低い)ということですよね。

そんな状態であれば、仮に節税にはなっても、元利金返済その他のキャッシュは自分の給料から持ち出しということになります。

不動産投資が成功したら、節税はできません。

節税ができたとしたら、その不動産投資は失敗に終わっているのです。

いずれにしても、投資と節税は両立しません。

高収益が見込めることと、所得税・住民税の節税は、本質的に矛盾しているのです。

改訂版「不動産投資の破壊的成功法」
どんな状況でも勝てる不変のルール
[ダイヤモンド社]1,620円(税込価格)
住宅ローンこそハイリスク「利回り」に目を奪われるな!
単行本:272ページ
著者:金森重樹
発売:2013/3/1
書籍詳細ページへ »

通販大家さんで不動産投資を始めるなら、まずはメルマガ登録(無料)から!

Copyright© Kanamori jitsugyo Co., Ltd. All Rights Reserved.
ページの一番上へ